キャットフードの中身を探ろう

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キャットフードに含まれている栄養素(マグネシウム)

マグネシウムというと、猫の尿路結石の原因物質でもあるため、必ずしも良いイメージを持っていないという人も多いでしょう。
ただ、マグネシウム自体は猫にとって不要というわけではなく、むしろ欠かすことのできない栄養素なのです。

マグネシウムの働きは?

マグネシウムの働きのひとつは、心臓の働きを整えてくれることです、マグネシウムの摂取量が足りないと心臓が不安定になり、不整脈や鬱血性心不全の原因となってしまうこともあります。
また、骨を作るためにも必要です。
骨というとカルシウムとリンばかりが注目されがちですが、マグネシウムも欠かせないのです。
マグネシウムが足りないと、骨はもろくなってしまいます。

どのぐらいの量が適切なの?

もちろん、尿路結石の原因になるのは間違いありませんので、マグネシウムの過剰摂取はいけません。
では、どのぐらいの量が適切ということになるのでしょうか。
尿路結石用のキャットフードを与える場合、マグネシウム含有率が0.07%なら、体重5キロの猫だと1日当たり80グラムが適量だとされています。
単純計算すると、マグネシウムの摂取量は56ミリグラムで、このぐらいが最低限必要な量だと考えていいかもしれませんね。

キャットフードの原材料も問題

ただ、尿路結石の原因はマグネシウムだけではなく、猫の体全体がアルカリ性に傾いていることも原因のひとつとなっています。
猫の体がアルカリ性に傾くのは、穀物の含有量が多いキャットフードを食べている場合です。
肉類が多いキャットフードだと体が酸性になるため、結石ができにくくなるのです。
つまり、マグネシウムの摂取量が多めであっても、穀物の摂取量が少なければ問題はないということになります。

マグネシウムは猫の体に必要な栄養素でありながら、必要以上に悪者扱いされている傾向があります。
結石防止のためには、過剰摂取にならないように注意する必要はありますが、それ以上にキャットフードの原材料に気を配ることが大事なのです。

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