キャットフードの中身を探ろう

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キャットフードに含まれている栄養素(炭水化物)

キャットフードにはいろいろな栄養素が含まれており、炭水化物もそのうちのひとつです。
猫にとって炭水化物はどのぐらい必要で、どのような役割を果たしているのでしょうか。

猫にとって必要ではない炭水化物

米国飼料検査官協会(AAFCO)は、猫に必要な栄養素は43種類だとしていますが、実はこの中に炭水化物は含まれていません。
キャットフードには製造コストを下げるため穀物が多く配合されているものがあり、人間側の都合で含まれている側面があるのです。
そもそも、野生の猫は生きた動物だけを食べており、炭水化物の含有量は1割程度です。
炭水化物の比率が高いキャットフードは、猫にとって理想的とは言えないのです。

猫にとって消化・吸収が難しい

実は猫の体は、炭水化物をうまく消化・吸収できるようになっていません。
炭水化物は体内でブドウ糖に分解されてから吸収されるようになっていますが、この分解のために必要な酵素・アミラーゼが極めて少ないのです。
つまり、炭水化物を摂取しても、未消化のまま排出されてしまうものが多いのです。
いくらカタログ上のカロリーが高くても、全く意味がないということになります。

糖尿病の原因になることも

それでも、多少は消化されてブドウ糖になり、体内に吸収されるでしょう。
そうなると、糖分の摂取過剰となり、糖尿病につながってしまうケースがあるのです。
上にも書きましたように、野生の猫の炭水化物摂取量は全体の1割程度です。
それを超える量を摂取すると糖分の摂取過剰になるのは、当たり前と言っていいでしょう。
人間と同様、糖分の摂取過剰による肥満を招き、糖尿病につながってしまうというわけです。
ちなみにタンパク質は大量に摂取しても、血糖値は全くと言っていいほど上がりません。
糖尿病の原因になることは、まずないと言っていいでしょう。

猫にとって炭水化物は必ずしも必要なものではなく、摂取によって糖尿病になることもあるのです。
猫のことを考えるならば、炭水化物の含有量が少ないキャットフードを選ぶようにしましょう。

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